適正温度や保管方法、飲む手順など、ワインの飲み方に関する幅広い情報を解説いたします。
・適正温度 一般的に赤ワインは、室温で、白ワインは冷やして飲むと良いといわれておりますが、赤ワインに適する室温とは、15~6℃くらいのやや涼しい環境の事を指します。
25℃を超えるような室温のことでは、ありません。
白ワインを冷やす場合は、氷水を使ってワインクーラーなどで冷やすか、冷蔵庫などで1~2時間ほどかけてゆっくり冷やしたほうがよく、冷凍庫で急速に冷やすのは、中の成分が変質する恐れや、破裂の原因になりかねませんので、おススメできません。
・保管方法 基本的に通常販売されているワインの多くは、購入してすぐに開栓することを想定していますので、ワインセラーや専用の保管庫をお持ちでない方の長期保管は、おススメできません。
もし保管しておきたいビンテージものの赤ワインなどの場合は、コルクを乾かさないように、横にして寝かせ、なるべく温度変化の無い涼しい場所で、振動の少ない保管を心がけてください。
ヨーロッパでは、家庭でもワインセラーをお持ちの方がいらっしゃるので、このような方法がとられている場合が多いのですが、自宅に室のような環境の無い方は、購入後なるべく早くお飲みください。
・飲む手順 まずは、ソムリエナイフなどを使って開栓するわけですが、他にもいろいろとグッズは、販売されておりますので、それぞれの用途に合わせてお選びください。
開け方の違いによる、使いやすさもそれぞれ違いがありますし、グッズのコレクションも楽しみの一つです。
最初から高額で本確的な物に拘る必要は、ありませんし、入手しやすいT字タイプでもかまいませんので、まずは、コルクの抜き方を自分なりに覚えてもらうことが大切です。
ラベルを外したときに、コルクが、まれにカビていたり、汚れていたりすることがありますが、中身に問題が無ければ、大して気にすることは、ありません。
そういう時は、ビンの口をぬらした布巾などで綺麗にふき取ってあげてから、開栓すると良いでしょう。
そうして無事に開栓を終えたなら、次は、中身に異常が無いかどうか、テイスティングをします。
少しだけグラスにワインをついで、香りを嗅ぎ、異臭がしないか確かめます。
次にそれを少し口に含んで、味を確かめます。
この段階で異臭がしたり、異常な味がする場合は、飲むのを中止して、ソムリエに確かめてもらったり、購入先にもって行くなりの対応が必要です。
赤ワインのビンテージ物ともなれば、澱(おり)が沈殿していることもしばしばですので、気になる場合は、綺麗なさらしを通してデキャンタボトルに、デキャンタージュして澱を取り除いてから、飲むと良いでしょう。
デキャンタージュには、このほかに、空気と触れ合わせて、長らく眠っていたワインを、目覚めさせる役割もございます。
デキャンタージュせずとも、開栓後、少し時間を置いてから飲むほうが、ビンテージものの赤ワインなどは、美味しくいただくことが出来ます。
澱も少しならいちいちデキャンタージュせずとも結構で、澱を巻き上げないように、静かに注げば問題なく、最後まで飲みきることが出来ます。
それらの行為が終了したら、いよいよ本格的に飲み始めることとなります。
まずは、グラスに3分の1程度ワインを注ぎ、色を楽しみます。
グラスを少し傾けて、光に透かして、色を確かめます。
次は、香りの楽しみ方。
まず、グラスに注いだままの状態で、一度、香りを嗅ぎます。
ブドウのアロマやその中に漂うフレーバーの香りを感じてみてください。
そうして、鼻腔の中ほどで感じる芳香を楽しみます。
次に、グラスを少し回して、もう一度、今度は、より深く香りを吸い込みまソムリエナイフを使ってソムリエナイフを使ってソムリエナイフを使ってソムリエナイフを使ってす。
鼻腔の奥で反芻するように、一度目には、感じ取れなかった、畑の土の香りやミネラルを感じます、そして香り自体をじっくりと味わうのです。
さあ準備は、整いました、では、少し口に含んで舌の上で、転がすように味わい、こくっと飲み込みます。
先ほど鼻で感じた空気感を逃さずに、舌の上でも感じて見ます。
もう一度口に含み、口をすぼめて少しずつ何度か空気を吸い込み、更に奥に隠されていた深い味わいを確かめてゆきます。
空気と混ざることでワインは、更に美味しく感じられ、その深い果実味の複雑な味を、いっそう感じることが出来ます。
グラスの縁からじっとりとたれるワインの照りも確かめておきましょう。
そうやって五感全体で味わってゆくと、ワインの本当の楽しみ方がわかって来ます。
ここにたどり着くまでに、いろいろ儀式めいた作法が続き、少々面倒に思われるかもしれませんが、ワインをとことんまで堪能するには、こうしたほうが作り手の歴史や意気込みまで感じられるでしょうし、何よりもブドウそのものの味わい、そこにちりばめられているフレーバーまで、余すことなく感じて味わいつくしましょう。